東京の条件2011 準備室3
『シェア大学準備室』
東京の真ん中でくつろいで考えたりゆっくり悩んだり自分のペースで勉強したり読書したりできて、よい本棚や尊敬できる人と出会えるところを月会費3000円でシェアする『シェア大学』を準備しています。
参加者募集中!
目的
東京のように流動性の高い都市で、継続し質の高いコミュニティを維持するためには、なんらかの美意識や見識を持つことが大事だ。たいていのコミュニティ醸成を目的とする場(シェアハウスやコワーキング)に本棚がおいてあるのはそれでだと思う。ただ、美学や哲学を身につけるには、本だけでなく、訓練を受けた講師とともに本が読め、議論し、考察を深めることが必要である。
そこで、コミュニティの運営者たちによってシェアされる、本棚と思考のための場所及び、思考訓練の場を『シェア大学』と仮称し、その設置をするコミュニティを準備したい。
———岸井大輔
『シェア大学』計画
●概要
- 講師が、無報酬でも教えたいシラバスをネット上に掲示し、希望者が集まったら開講。
受講者は月会費3000円受講費各回500円で場をシェア。
講師は無報酬ですが大学内の書庫に本を100冊おけ、シェア大学利用者が閲覧可能、参加者は、大きめの共有机と、ネット環境がある部屋で、読書したり読書会したりぼんやりしたり考え込んだり打ち合わせをしたり集まった人と話したりすることができます。
●仕組み
- シェア大学は、
参加者:講師・受講者・スタッフ(準講師・ビジター)と、
機能:シェア書庫・共有机・シラバス掲示板で
できています。
>参加者・機能について
●『シェア大学準備室』は、『シェア大学』計画を、一か月だけやってみるプロジェクトです。
- 2012年2月25日(土)―3月24日(土)11時―22時
@ネコワーキング(JR水道橋駅徒歩3分)
講師:星野太・米光一成・石幡愛・柳沢望・井関大介・岸井大輔ほか
スタッフ:池田あゆみ・猫田耳子・羽鳥嘉郎ほか
お問合せ:co.playworks@gmail.com
参加ルールなどは、『シェア大学』と同じです。
この準備室に集まった人たちで、お金を出し合い、ずっと続けられる『シェア大学』の建物を手に入れ、開校することを目指します。
開講講座など
- すでに開催の決まっている講座などの一部です!
講座『コミュニティのために哲学を読む 東京基礎編—ハンナアーレントと九鬼周造』
岸井大輔
2月24日(金)18時30分―22時(プレ開講)、25日(土)18時30分―22時、27日(月)14時―17時30分、3月3日(土)13時―16時30分、6日(火)14時―17時30分、21日(水)18時30分―22時
イベント『年度末だ!大喜利だ!!お題は「シェア」だ!!!』
司会:岸井大輔 トシクニ
2012年2月26日(日) 19~21時
講座『はじめて哲学書を読む プラトン『ゴルギアス』(岩波文庫)』初回ガイダンス
柳沢望
2月27日(月)20時―21時30分
講座『現代美術論1』
星野太
2月29日(水)19時30分―21時、3月6日(火)19時30分―21時、3月22日(火)19時30分―21時
(受講者が定員に達したため、募集は打ち切りました。)
読書会『表現としての身体と言葉』メルロ・ポンティ読書会
3月2日(金)19時30分―22時
読書会『明るい部屋』ロラン・バルト読書会
3月5日(月)19時30分―22時
講座『プロジェクト評価のための統計学〜理論編』
(1)南風原朝和『心理統計学の基礎』の第1・2章を読む
石幡愛
3月8日(木)20時―21時30分
詳しくは、近日オープンのサイトをお待ちください。
〈講師紹介〉
星野太(HOSHINO Futoshi)
1983年生まれ。専攻は美学、表象文化論。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。現在、日本学術振興会特別研究員、東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター(UTCP)」共同研究員。近著に “Enlightenment within the Limits of Reason Alone” (UTCP Booklet 21, 2011)、「海賊たちの永遠戦争」(宮崎裕助との共著、『現代思想』 2011年7月号)、翻訳にクレア・ビショップ「敵対と関係性の美学」(『表象05』月曜社、2011年)、ダニエル・ヘラー=ローゼン「万人の敵」(共訳、『現代思想』 2011年7月号)など。
http://starfield.petit.cc/
石幡愛(ISHIHATA Ai)
1984年福島県生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程在籍。「遊ぶ」という行為が持つ、社会の余白に入り込む機能、社会の枠組みを揺さぶる機能について、フィールドワークによる実証的研究を行っている。 2008年より、大学周辺のまちを遊びと学びの場にする「谷根千まち学」を実施。2010年より、NPO法人コドモ・ワカモノまちing非常勤。また、様々なアートプロジェクトや地域教育プロジェクトに関わり、心理学の調査法を活かしたプロジェクト評価の方法を探っている。
http://ideanotes.web.fc2.com/profile.html
柳沢望(YANAGISAWA Nozomi)
1972年生まれ長野県飯田市出身。法政大学大学院博士課程(哲学)単位取得退学。現職は飯田市美術博物館学芸係(プラネタリウム担当)。
米光一成(YONEMITSU Kazunari)
ゲームデザイナー/インターフェイスデザイナー/電書部元部長。代表作は、ゲーム「ぷよぷよ」「バロック」、本『仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本』電書「電子書籍宣言」「電書フリマへの道」など。
http://blog.lv99.com
岸井大輔(KISHII Daisuke)
劇作家。1970年生まれ。演劇の素材を人間の集団ととらえ、他ジャンルで追究された創作方法による形式化が、演劇においても可能かを問う作品群を制作発表している。
2008年よりPLAYWORKS主宰。代表作に「P」、「potalive」、「文」、「東京の条件」。
http://plaza.rakuten.co.jp/kishii/
ほか
―
本企画は『東京の条件』の、公募プログラム「準備室3 設置場所 募集!」に応募いただいた、坂田尚さんとテラオエヒトさん杉田このみさんからの「会社帰りにゆっくり考えられる場所がほしい」という依頼を受け、創作しました。

